1999年12月11日土曜日

ハーフサイズカメラ

OLYMPUS PEN F

1963年5月発売、当時は35mmハーフサイズカメラブーム、そんな中で誕生したのがハーフサイズレンズ交換式一眼レフカメラ、ペンタプリズムは使用せずハーフミラーを巧みに組合わせて一眼レフにしたてあげられたスタイルは美しい。
フィルム二回巻き上げレバーは底面にある。
フォーカシングスクリーンは全面マットだ。

●型式 : 35ミリハーフサイズフォーカルプレンシャッター式一眼レフカメラ
適合フィルム : 135判
フィルム送り : レバー巻き上げ,クランク巻き戻し
フィルム計数 : 順算式,自動復元,最大74枚(数字は72まで)
画面寸法 : 24×17 mm
付属レンズ : Olympus F.Zuiko Auto-S,1:1.8,f=38mm,4群6枚? 
ファインダー : ポロプリズム使用
距離調節 : 手動,最短撮影距離35 cm
露出調節 : 手動,f1.8-16
シャッター : 回転式金属板フォーカルプレンシャッター,B,1~1/500秒
シンクロ接点 : あり(アクセサリシューはホットではない)
電池 : 不要
質量 : 約635 g(実測=吊り革紐を含む)
寸法 : 約70 H×127 W×65 D〔mm〕(突起物を除く実測値,ただし38mmレンズを含み,アクセサリシューを含まない)
発売価格 : 15,000円(本体のみ),26,500円(本体+38mm f1.8レンズ)

Canon DIAL35

1963年発売のユニークなカメラ、
巻き上げ機構にゼンマイを使用して連続撮影、
デザインも電話のダイアルをイメージした丸形の露出窓、
ハーフサイズで横位置撮影、
シャープなcanon28mmF2,8のレンズは海外のファッションカメラマンにも使用されるなど現代でも通用する素晴しいカメラです。
●35mmハーフサイズカメラスプリングフイルム巻上げ
●レンズ周囲の電話ダイアル風は露出計
●グリップには自動フイルム巻上用スプリング内臓

Konica RECORDER

ハーフサイズカメラには画期的なカメラが多いんですが、このカメラも負けていません。
発売は1984年、ハーフサイズ機は通常、横送りのため普通に構えると当然、縦位置なります。
一般的には横位置写真が主ですから、多くのユーザーはやっぱりカメラとしては使いにくかったと思います。
このカメラは「フィルムを縦に送る」という技でハーフサイズの難点を克服した歴史的なカメラです。

●画面サイズ 24x18 35mmフィルム使用
●レンズ ヘキサノン24mmF4
●シャッター 絞りセクター兼用ビトウィーン式プログラム電子シャッター 1/60-1/250秒
●ファインダー 逆ガリレオ氏式透視ファインダー
●焦点調整 自動焦点式 測距範囲 0.9m-∞
●露出調整 Cds使用のプログラムAE制御方式 連動範囲EV10-EV18(ISO100)
●フラッシュ 内蔵フラッシュ ガイドNo.12(ISO100・m)
●フィルム装填 イージーローディング
●フィルム巻上 電動モーターによる自動巻上
●フィルム巻戻 電動巻戻し
●電源 1.5V単3乾電池2本使用(ニッカド電池不可)
●レリーズロック スライドカバーを閉じた時
●寸法 幅112.5×高さ77×奥行30.5mm(スライドカバーを開けた時、幅127mm)
●重量 250g(電池別)
●標準価格 カメラ 36,800円(ストラップ付) 別売ケース 2,000円