1999年11月5日金曜日

16mmスチルカメラ

Konan-16 Automat

幅9.5mmのマガジン入りフィルムを使用し、8×11mm判のドイツ製minoxを模して、甲南カメラ研究所で製造していた「ミカオートマット」をミノルタ(千代田光学精工)が改良し発売した16mmフィルムカメラだ! レンズは「ROKKOR 25mm F3.5」を搭載し、フイルムがカートリッジには入っているので撮影途中にフイルム交換可能だった。

minolta-16 Ⅱ

一連のミノルタ16mmカメラのうち初期モデルは1957年に発売された。
その後1960年に改良されたⅡ型が発売になった。
プッシュ・ポップ形式のカメラで、電子回路を一切持たないメカニカルカメラである。
ボディを引き出す(ポップ)とファインダー、レンズやシャッターボタンが現れ撮影状態になる。 撮影が終わると押し込んで(プッシュ)格納状態となる。
このときフィルムがひとコマ送られシャッターもコッキングされる。
格納状態ではかなりコンパクトで目方も150gと軽いカメラである。
ミノルタ16専用マガジンに入ったフィルムを用いる。
専用現像タンクや引伸機なども用意され、各種アタッチメントを加えるなど立派なシステムカメラである。

minolta-16 EE

次のモデルの16EE型からプッシュ・ポップ形式でなくなり背面にフイルム巻き上げダイアル形式になった。
フイルムはminolta-16Ⅱと同じミノルタ16専用マガジンだ!
そして露出はEE化された。

YASHICA-16

1959年にヤシカが初めて出した16mm判のカメラ。 発売の時、六つの特許と15の実用新案が組み込まれた魅惑的な製品と販売していました。
特徴はクリップロードと称してピストンの弾倉を装填するように マガジンをカメラボディーにカチンと入れると、すぐに撮影できた。
フィルムマガジンに特徴があり、箱型のダブルマガジン方式でした。

●画面サイズ:10x14mm
●レンズ:ヤシノン25mm/F3.5、固定焦点
●シャッター:B、1/25~1/200
●フィルム送り:ノブ回転
●ファインダー:逆ガリレイ式、0.45倍
●フィルムカウンター:自動復元、順算式
●フィルム:16mmフィルム使用
●大きさ:105x35x51mm
●重さ:約300g

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